【SKE48】組閣をしなかった英断:野村実代、井上瑠夏、北川愛乃の加入はチームSの希望

 

【SKE48】組閣をしなかった英断:野村実代、井上瑠夏、北川愛乃の加入はチームSの希望

 

秋葉原AKBの組閣と松村香織の反応

2017年12月8日。
秋葉原AKB48さんが

組閣をしたそうですね。
姉妹グループメンバーの
兼任も解除されたそうです。

私は秋葉原AKB48のことは
あまり詳しくないです。
ただ、漠然と、
チーム8がいれば、
姉妹グループの兼任がなくても
なんとか戦えるようになったのでは
と思っています。
詳しくないので、あくまでも
イメージですが。

そしてSKEの湯浅支配人の
このツイートが話題になりました。

 

それに対する松村香織のツイート

 

 

 

SKEって楽しいですね(笑)。

 

「チームS問題」と組閣論

さて、SKEでは、一時期
「チームS問題」という言葉があった。
主力メンバーが次々に卒業し、
選抜、握手、選挙などの指標で
KⅡ、Eとのアンバランスが
生じてしまった。
かつ、先日発売された
「100%SKE48」(白夜書房)では
「劇場公演の熱」という観点から
論じられてしまった。
私も「劇場公演の熱」の面が
S問題の本質だと思っていた。

このS問題に対して、
「組閣をすべき」という声もあった。
私はそういう人を
批判するつもりはない。

 

井上瑠夏、北川愛乃、野村実代の台頭とチームS

運営はどうしたか。
チームSに井上瑠夏、北川愛乃、
野村実代を昇格させて対応した。
この采配は素晴らしかったと思う。
私見だが、井上瑠夏、野村実代の
「正統派アイドル」としての
ポテンシャルは、SKE史上
屈指なのではないか。
みよまるーちゃんの
ラブクレッシェンドへの抜擢は
私はアリだったと思っている。
若干政治的な臭いはするが。
北川愛乃のパフォーマンスは
「S」にふさわしい素晴らしいものだ。
しかも、北川愛乃は昇格時に
「がむしゃらさがあまり見えない」
と言ったという。
このイキのいい3人の昇格により
7D2のお尻に火が着いたと思う。
8期昇格以来、S公演は
明らかに良くなったと思う。

チームSが、選抜、握手、選挙の
指標で、KⅡ、Eに追いつくのは
まだ時間がかかるだろう。
それは、若手が多いから仕方がない。
しかし、公演の質は、
私は、すでにそこまで劣らないレベルに
達しているのではないかと思う。
しかも、伸びしろが大きいメンバーが
ほとんどである。

今回、組閣という選択肢を選ばなかった
SKE運営には敬意を表したい。

 

組閣の必要性

一方で、感情論から
組閣に反対するファン、
居心地の良さから
組閣に反対するメンバーもいる。
だが私は、組閣はすべきときには
すべきと思う。
(メンバーの卒業、加入により
 自然に組閣のように
 なるのかもしれないが)
過去のAKBグループの組閣は、
決して「残酷ショー」を
見せるためだけにやったのではなく
秋元氏とその周辺が
組織の衰退を防ぐために
組織論的に考えて
行ったものだと考える。

私はかつてこの投稿
松井珠理奈の発言をきっかけに
組織の衰退について考えた。
アイドルグループは、
人気商売でお金を稼ぐという
「機能体」であり、
アイドル個人の居心地の良さを求めた
「共同体」であってはならないのだ。
(もちろん、
 共同体的要素を大きく欠いた
 無味乾燥な集団では、機能体としても
 機能しないであろう。
 バランスの問題である。)

 

余談。
今回の昇格人事は素晴らしかったと思う。
しかし、『コレカケルアレ』で
北川綾巴と佐藤佳穂が共演した時、
北川綾巴は佐藤佳穂に「エロい女」と言った。
S公演のMCで北川綾巴が
佐藤佳穂に噛み付く展開を
見てみたかった気もする(笑)。

 

ーーー2023年5月追記ーーー

2023年5月のチームS

本記事を書いたのは2017年12月。
あれから5年半。
SKEでは組閣は行われていない。

チームSは、当時リーダーだった
北川綾巴が2019年9月に卒業。
この頃には、「チームS」問題とは
言われていなかったと思う。
2020年2月に、松本慈子が
リーダーに就任した。
松本慈子は、2013年の
第1回ドラフト会議で
チームSから唯一指名された。
チームSに在籍することを
運命づけられた人である。
松本慈子の人望が
現在のチームSを輝かせていることは
間違いない。

 

30thシングルのチーム別選抜人数

2022年10月発売の30thシングル
『絶対インスピレーション』の
チームごとの選抜人数は
S:5人
KⅡ:4人
E:9人
だった。
「チームS問題」の1つは、
選抜級メンバーの少なさだったが、
KⅡと選抜人数が逆転した。
また、Sの青海ひなのは
本シングルのセンターポジションである。

 

2023年5月の井上瑠夏、北川愛乃、野村実代

本記事で挙げた8期3銃士、
井上瑠夏は2019年7月に
北川愛乃は2020年1月に
野村実代は2021年9月に
CDシングル初選抜を果たし
以降、維持している。

井上瑠夏は、
正統派としてのイメージを維持しながら
松井珠理奈に
「AKBなら小嶋陽菜、SKEなら大矢真那」
と評されたように、
天然キャラクターで存在感を放っている。

北川愛乃は、引き続き、
真面目、根性、といったイメージで
根強いファンがいるのだろう。
トークの技術も上がっていると思う。

野村実代は、5年半前は
「正統派」と書いたが、
「正統派」からは少し外れたかもしれない。
しかし、東海テレビB面のトークでは
「やばまる」と呼ばれるなど、
トークスキルを上げ、
存在感を放っている。
また、ユニット「カミングフレーバー」を
一番の先輩として率いている。
現行のチームS公演では

序列2位を務めている。

12年半ぶりの新オリジナル公演

2022年5月。
チームSとしては12年半ぶりの
新オリジナル公演
『愛を君に、愛を僕に』公演が始まった。
指導者には、
沖縄アクターズスクールの一族で
鬼教官として知られる
牧野アンナを迎えた。
牧野アンナに鍛えられ、
チームSのメンバーには
一層の成長が見られたと思う。

 

2022年12月18日 野村実代が松井珠理奈と連絡を取っていると語る

AKBリクアワ2019『思い出以上』松井珠理奈の両脇は井上瑠夏、野村実代!

2018年4月5日 チームS公演のセンターは井上瑠夏!

 

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