【SKE48】高木由麻奈が名古屋ウィメンズマラソンを完走:その価値とトレーニングの課題を考える

 

【SKE48】高木由麻奈が名古屋ウィメンズマラソンを完走:その価値とトレーニングの課題を考える

 

高木由麻奈の2018名古屋ウィメンズマラソン

2018年4月7日、いなべFM
『ラジオの時間やに』に
名古屋SKE48の4期生
高木由麻奈が出演した。

高木由麻奈は今年の3月に
名古屋ウィメンズマラソンに出場し
4時間59分57秒で完走した。
『やにラジ』では、
マラソンに向けて
どのような練習をしたかを語った。

高木由麻奈は、
東海テレビの特集で走った他は、
プライベートでは3、4回しか
走らなかったという。
筋トレはしていたそうだ。
その結果、2017年の
5時間14分57秒に比べ
15分の短縮に留まった。

高木由麻奈にも事情があるだろうから
練習量の少なさを批判するつもりはない。
ただ、適切な練習をすれば
4時間を切るくらいは
そう難しくないのではないかと思う。

まず42Kを走るのに必要な持久力は
数キロの校内マラソンなどとは
全くの別物である。
42Kを走り切る筋持久力
内臓の強さなどを
鍛えなければならない。
これは、実際に長い距離を
走り続けることでしか
養成できない。

練習量は多ければ多いほうがいいが、
コスパを求めるなら、たとえば、
走るのが週1だったとして、
その1回をゆっくりでいいから
20Kほど走り続けると
トレーニング効果が
全く違ってくると思う。
マラソンを走りぬく筋持久力
有酸素能力が向上するだろう。
週2で走れればなおいい。
このくらいで、
あとは少しレースペースを
意識する練習を入れれば、
4時間切りくらいは
わりと簡単に達成できるのではないか。

たとえばモデルの長谷川理恵の
ベストタイムは3時間15分である。
純粋な趣味として楽しむなら
今のままでもいいが
仕事につなげるなら、
もう少しインパクトが
必要かもしれない。

 

高木由麻奈のマラソン完走の価値

とはいえ、地元名古屋の
アイドルグループ、
SKE48のメンバーが、
名古屋ウィメンズマラソンを
完走したこと自体は、
非常に価値があり、
称賛されるべきことだ。
大いなる地元への貢献だろう。

これからも機会があれば
ぜひ、参加してほしいものである。

 

他のSKEメンバーの2018名古屋ウィメンズマラソン

鎌田菜月:5時間51分19秒 [1]
北川綾巴:6時間22分32秒

 

追記 持久力ゼロポジの高木由麻奈

 CS、TBSチャンネルの
SKEの冠番組『ZERO POSITION』
2018年9月放送分では
「持久力ゼロポジ」が行われた。
参加者は、高木由麻奈・鎌田菜月・
北川綾巴・山田樹奈・
太田彩夏・北川愛乃。
優勝者には、
TBSのオールスター感謝祭の
赤坂5丁目ミニマラソンへの
出場権が与えられる。

 高木由麻奈は
有力な優勝候補と考えられたが、
距離が赤坂ミニマラソンと同じ
3.6kmと、マラソンより
かなり短いこともあってか、
3位に終わった。

 高木由麻奈は、
最初は先頭を走っていたが、
1.2km地点で北川愛乃に抜かれ、
その後、北川綾巴にも抜かれた。
北川綾巴は、同番組で、
少し前にパワーゼロポジを
取っている上に、
AKBグループの選抜ユニット
「てんとうむChu!」の
日本テレビでの冠番組
『てんとうむChu!の世界を
ムチューにさせます宣言!』
の最終回の駅伝企画では、
激走を見せ、この程度の距離には、
ある程度の適性があることを
示していた。

 マラソンを走れる人は、
だいたい、3.6kmも速いものだが、
この日に向けて十分に
準備してきた北川愛乃、
パワーとある程度の持久力を
併せ持つ北川綾巴に及ばなかった、
ということだろう。
高木由麻奈としては、
何回かスピード練習を入れると、
マラソンを完走するスタミナと、
スピード、スピード持久力が協調し、
勝機があったかもしれない。

 

高木由麻奈プロフィール

 1993年8月23日生まれ。
 父は医師であることを公表している。
 2010年秋、SKE48に4期生として加入。2010年12月、4期生中心のチームEのメンバーとして昇格。「まゆゆ」こと渡辺麻友が好きだったようで、初期は、外見もかなり意識していたように思う。このチームE時代の一時期、上野圭澄(3期生)と公演のトークの時間に漫才をしていた。
 2013年4月、SKE内の「組閣」(チームの再編成)により、チームKⅡに異動。このチームKⅡは、リーダー高柳明音のニックネーム「ちゅり」を中心とした強さから、「チームC」と呼ばれ、高木由麻奈も個性を発揮し始める。
 2014年2月、「大組閣」(秋葉原AKB運営主導の姉妹グループも巻き込んだ人事異動)でチームKⅡに残留。チームは異なるが、6期生のエース北川綾巴(チームS)に慕われる。
 名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科卒業。雑誌にインタビューが掲載されたこともある。[2] SKE在籍中にも、作曲、映像編集などで活躍する場面もあった。
 2019年5月末をもって、SKE48を卒業。
 2020年6月より、芸能事務所セントラルジャパンに所属し、芸能活動を継続。
 2023年の名古屋ウィメンズマラソンは5時間17分で完走している。[3]

 

名古屋ウィメンズマラソンについて

 1980年~2010年まで行われていた、名古屋国際女子マラソンを前身とする。3月10日前後に行われる。
 2000年シドニーオリンピック、マラソン金メダルの高橋尚子(岐阜県出身)も、その数ヶ月前を含め、2回優勝している。他に、2004年アテネオリンピック、マラソン金メダルの野口みずき(2002年優勝)。2004年アテネ(5位)、2008年北京オリンピックマラソン代表、2001年、2007年世界陸上マラソンで銀・銅メダルの土佐礼子(2004年優勝)。1996年~2004年、オリンピック3回出場の弘山晴美(2006年優勝)なども優勝している、日本を代表するマラソンである。

 

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