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公務員試験に独学で合格する刑法の勉強法:わかりやすい解説書とスー過去と一問一答で合格への道
公務員試験刑法の独学法
刑法は、
犯罪を犯した人を罰して
個人の法益を保護し、
社会の秩序を維持する法律と
思われるかもしれません。
しかし、逆に、
犯罪と刑罰を明示することにより
法定されていない行為は
罰せられないという
人権保障の機能も持っています。
判例を理解する時は、
法益保護、社会秩序維持と
人権保障のバランスを考えると
いいでしょう。
公務員試験独学で刑法入門
☆伊藤真の刑法入門(日本評論社)
伊藤真さんは
司法試験予備校でおそらく最も有名な
カリスマ講師です。
刑法の基本の基本の部分を
わかりやすく解説しています。
独学で理解できます。
まずは、このような
気軽に読める本で
刑法の全体像をつかんだほうが
遅いようで速いと思います。
公務員試験独学で刑法のスー過去
☆面白いほど理解できる刑法(Wセミナー)
☆新スーパー過去問ゼミ刑法(実務教育出版)
『面白いほど理解できる刑法』を読めば
スー過去を理解できるように
なると思います。
説明がわかりやすいので
独学できます。
『面白いほど』を通読するのではなく、
『面白いほど』を読んだ分野から、
「スー過去」に取り組みましょう。
記憶のためには
「脳が生きるのに不可欠と判断する」
ために、くり返しの回数と、
アウトプットが大切だからです。
1度目は、いきなり答を見ても構いません。
本番で必要な知識のインプットのために
問題集を使っているのですから。
出来ない問題にチェックを付けつつ、
全問解けるまで繰り返します。
公務員試験独学で刑法の一問一答
☆伊藤真が選んだ短答式一問一答1000刑法(法学書院)
基本的には司法試験用の本です。
しかし、1000肢に絞られているので
公務員試験向けの補強としても、
いいかと思います。
一問一答型の、いわゆる、
肢別本と呼ばれるものです。
公務員試験用では、
憲法、民法、行政法には、
一問一答、肢別本がありますが、
刑法は、公務員試験の科目としては、
マイナーなので、
一問一答型がないのでしょう。
すでに、スー過去をこなしているので、
右ページの答は隠して、
一度目からちゃんと問題を解きましょう。
やはり、公務員試験は問題が出るのですから、
問題を解くのが効果的です。
また、テキストを読むより、
問題を解いたほうが、
脳科学では、脳が
「こんなに使う情報なのか」と判断するので、
記憶に残りやすいようです。
予備校の講義で時間を浪費せず、
独学であることのメリットです。
公務員試験独学で刑法学者の本
☆たのしい刑法(弘文堂)総論、各論
京大法学部の高山佳奈子教授も
執筆に参加されている共著です。
出版社も、伊藤真さんの
「シケタイ」と同じ弘文堂ですね。
刑法は、人に刑罰を課す法
ということもあり
学説が激しく対立し
学者の先生の本は
独自説に満ちあふれていることも
多いです。
それに対し「たのしい刑法」は
共著ということもあり、
判例通説ベースなので
資格試験に向いています。
記述もとてもわかりやすいです。
総論・各論の2分冊で、かつ
厚く感じるかもしれませんが、
記述型試験のような
問題と解答例も載っており、
読みやすい文体なので、
それほど抵抗はないと思います。
法学部なら、学校と並行して
通読するのに向いていると思います。
公務員試験向けには
通読しなくていいと思いますが、
わからない時の調べ物用には
いいと思います。
☆刑法入門(山口厚、岩波新書)
元東大法学部長、現最高裁判事の
山口厚先生の、
一般人向けの薄い刑法の本です。
日本刑法界のエースの、
一般人向けの薄い本なので、
もっと早い段階で
読んでもいいかもしれません。
一般向けなので、わかりやすく
独学できます。
一方、別に読まなくても受かります。
『たのしい刑法』の高山佳奈子教授は、
山口厚先生の門下生だそうです。
☆刑法(山口厚、有斐閣)
上記の山口厚先生の
総論と各論が1冊にまとまった、
判例ベースの標準レベルの本です。
山口厚先生は、
自分の学説はクセがありますが、
本書は標準的な教科書として使えます。
ただ、読まなくても受かります。
法学部の人は、大学の授業と並行して
読んでもいいでしょう。
公務員試験独学で調べ物用参考書
☆伊藤真試験対策講座(弘文堂)
刑法総論、刑法各論
予備校本としては定番かと思います。
刑法をわかりやすく解説しています。
ただ、分量が多いので、
通読しようとすると
爆死するでしょう。
わからないことがあった時に、
調べ物用に使うと
いいのではないでしょうか。
そういう使い方ならば、
独学の強い味方になるでしょう。
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