塾に行かない高校受験」カテゴリーアーカイブ

【感想・書評】コスパで考える学歴攻略法(新潮新書、藤沢数希)

 

コスパで考える学歴攻略法(新潮新書、藤沢数希)

 

2022年11月17日発売。

 

 

 

藤沢数希(ペンネーム)氏のプロフィールは?

 中学受験をして地方の私立中高一貫校を経て、東京の大学に進学したとのことです。
 東大ではないようです。氏のツイートなどからは、度々、東大に対する劣等感が伺えます。もちろん、経済合理的には、東大理系よりも地方の国立医学部に進学したほうがいいのかもしれませんが、氏からは、どうも、東大を貶めようという意図を感じます。
 大学では、学部時代から研究成果を出し、海外の大学院から奨学金のオファーをもらい、留学して理論物理学の分野で博士号を取得。その後は、外資系投資銀行の東京オフィスに就職。クオンツやトレーディングなどの業務に就き、その間も書籍を執筆する。現在は、会社をやめ、香港で会社を作り、文筆業、ベンチャー企業への投資などをしているそうです。
 大学時代には、中学受験塾でアルバイトをしていて、最近は身内の子供たちに勉強を教えていたので、日本の受験産業を内外からよく知っていると自負している、と語っています。
 他の著書に
・なぜ投資のプロはサルに負けるのか?(ダイヤモンド社 、2006)
・日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門(ダイヤモンド社、2011)
・「反原発」の不都合な真実(新潮新書、2012)
・外資系金融の終わり(ダイヤモンド社、2012)
などがあります。

 

 

 

中学受験の是非は?

 藤沢数希氏は、中学受験をかなり肯定的に考えているようです。ただし、その根拠が、論理的な氏にしては情緒的で、
「中学受験で国語の勉強をしっかりやれば、小学生の間に社会人として十分な漢字の読み書き、語彙、そして、読解力が身につくことになる。」「日本語を書く力もそこそこは身につく。」(子供が中学受験に前向きでさえあれば、これについては、そうかもしれません。)
「親と子がこれほど同じゴールに向かって共に取り組めるものはない。」(他にもあるでしょう。)
「たとえ単なる志望校の合格か不合格かという結果で見れば勝てなかったとしても、そこで得られたものは大きく、次の戦い、すなわち大学受験ではこの敗戦がきっと生きてくる。」(得られるものとはなんでしょう。中学受験でボロボロに負けて、自己肯定感を失った状態で、公立中学に進学する子も多いようです。)
「中学受験の最大の果実は志望校に合格することではなく、毎週順位の出るテストを受けながら塾で授業を受け家庭で猛勉強するそのプロセスにこそあると思う。」(たしかに、世の中、結果だけでなく、プロセスが大切なものは多いと思いますが、中学受験の場合、具体的になぜそのプロセスが大切なのでしょう?)
といったものです。

 ただし、氏も、中学受験のデメリットについても、しっかり書いていて、
「中学入試の理科が出来たところで、大学入試の物理や化学などの科目の足しにはあまりならないのだ。」
「そもそも、東大、京大合格者数ランキングに載っているような名門中学に合格する子供は一握り」
「小さいころから高い金を払って子供を塾に通わせ、私立中学に無理矢理押し込んでも、ほとんどの子供はそんな親をウザいと思うだけだろう。今風の言葉で言えば毒親である。」
などとしています。
 このあたり、親はどのような態度であればいいかは、大学教授による大学の研究に基づく書籍、先鋭的な指導者による書籍、などには、おおむね同じようなことが書いてあるので、中学受験に臨む保護者は、子供に勉強しろ云々言う前に、自分が勉強すべきです。
 また、私立に通った場合、公立と比べて偏差値がどのくらい上がるか、雑誌のデータを引用して論じています。ただ、このデータがどうなのかな、とも思います。

 ちなみに本記事の筆者は、

塾に行かないで合格する中学受験の勉強法

というサイトを運営しています。本書の筆者も含め、中学受験に塾は必須、と言われますが、東大に何十人も入るような中学を目指す小6なら、中学入試程度は自己管理して、市販の参考書で独学して合格してもいいのではないか、と思います。

 

英語の発音?

 藤沢数希氏は、Twitterなどで(本書でも)、度々、英語の発音矯正アプリを推薦します。本書でも、中学生のころから、発音記号と、それに対応した舌の位置や口の形などを覚えた、と、英語の発音について触れています。
 しかし、英語の発音というのは、そんなに重要なのでしょうか?
 ニュースなどでは、よく、国際的な機関に勤める非ネイティヴの人が、英語で会見をしているような場面があります。その人達の英語は、たとえば、ニューヨークの人達が話すような英語ではなく、いわゆる日本人が話す日本人英語のようなもので、厳密な発音なんて、そんなに気にしていないように思います。
 そして、本書においても、その後、発音と英会話力の因果関係は、どうも論じられていないようです。

 

 

 

このような人は読むべき

 少し、本書に対する疑問点も挙げてしまいましたが、一方で、本書は、おおむね、まともなことが書かれていると思います。特に、以下のような人は、熟読するとよろしいかと思います。

・学歴はあったほうがいい、という当然のことを確認したい人
・「いい大学」がわからない人、特に、超有名大学よりやや低めの層
・東大入試の概要を知りたい人
・日本の教育はなぜ、高校までは良く、大学がダメか理解したい人
・日本の大学の卒業のコスパの良い生かし方を知りたい人
・博士課程に進学して研究者として成功したい人
・中学受験全般について知りたい人
 (ただし、上記のように、やや論理的根拠薄く、中学受験を好意的に捉えているように思う)
・中学受験の費用を知りたい人
・大手中学受験塾のカリキュラムの仕組みを知りたい人
・どの中学受験塾に入ればいいか迷っている人
・中学受験の各科目の特徴を知りたい人
・中学受験の算数に親が関わる際の注意点を知りたい人
・高校入試のメリット、デメリットを知りたい人
・英語学習開始の適切な年齢を知りたい人
・(発音以外の)英語習得法を知りたい人(ただし、本人のやる気次第)
・プログラミング教育開始の適切な年齢を知りたい人
・理系は医学部に行くべきかの見解に興味がある人
・数学をなぜ勉強するのか知りたい人(あとがき)

 

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【使い方】中学歴史が面白いほどわかる本(KADOKAWA)【レベル・偏差値】

 

中学歴史が面白いほどわかる本(KADOKAWA)

 

 

使い方、レベル、偏差値は?

同じシリーズの

中学理科が面白いほどわかる本

が、物理、化学、生物、地学の
4分野を全て含み
280ページほどで、
よくまとまっているのに対し、
この歴史は、
中学の歴史分野だけで
(他に地理、公民分野もある)
250ページほどあります。

ほとんどの受験生にとって、
通読するのは、
負担が大きすぎると思います。

また、歴史は、
学習マンガが充実しており、
いくらわかりやすいと言っても、
活字だけの本書を使う必要は
あまりないかな、と思います。

歴史の成績が、
すでに公立トップ校レベルで、
他科目にも余裕があるのなら、
赤シートで隠しながら通読し、
僅かな点数の上積みを狙う、
という使い方はありなのかな
と思います。

一応、受験に出そうなことが
よくまとまっているような
部分はあります。

 

おすすめ度


学習マンガと問題集で
公立トップレベルに達します。

 

目次

1.人類の誕生と文明のおこり
2.文明のおこりと発展
3.縄文時代と弥生時代
4.邪馬台国と古墳時代
5.古代国家の政治と文化
6.律令国家への歩み
7.律令国家の成立
8.荘園のはじまりと天平文化
9.桓武天皇の政治改革と摂関政治
10.武士の成長と院政
11.鎌倉幕府
12.鎌倉文化と新しい仏教
13.元寇と鎌倉幕府の滅亡
14.室町幕府の成立
15.東アジアとのかかわり
16.農村・商業の発展と室町文化
17.応仁の乱と戦国大名
18.ヨーロッパ世界の成立と拡大
19.全国統一
20.江戸幕府の成立と支配の仕組み
21.貿易の発展から鎖国へ
22.産業の発展と元禄文化
23.幕府政治の改革
24.化政文化と新しい学問
25.ヨーロッパの近代革命
26.産業革命と帝国主義
27.開国と不平等条約
28.江戸幕府の滅亡
29.明治政府の成立
30.文明開化と殖産興業
31.近代的な国際関係
32.立憲制国家の誕生
33.日清・日露戦争
34.日本の産業革命と近代文化
35.第一次世界大戦とロシア革命
36.第一次世界大戦後の世界
37.政党政治の発展と大衆文化
38.世界恐慌とファシズム
39.日中戦争
40.第二次世界大戦
41.占領と日本の民主化
42.2つに分かれる世界
43.冷戦下の世界と日本の経済成長
44.冷戦の終わりと現代の日本

 

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【使い方】中学地理が面白いほどわかる本(KADOKAWA)【レベル・偏差値】

 

中学地理が面白いほどわかる本(KADOKAWA)

 

 

使い方・レベルは?

同じシリーズの

中学理科が面白いほどわかる本

が、物理、化学、生物、地学の
4分野を全て含み
280ページほどで、
よくまとまっているのに対し、
この地理は、
中学の地理分野だけで
(他に歴史、公民分野もある)
270ページほどあります。

ほとんどの受験生にとって、
通読するのは、
負担が大きすぎると思います。

一方で、歴史、公民分野は、
おおむね、学習マンガを読み、
問題集を解き、
わからなかったら教科書で調べる、
くらいで解決するのに対し、
地理分野は、図表が大切で、
マンガ、教科書ともに、
図表が弱いことが多いです。
この「中学地理が面白いほどわかる本」は、
入試に出そうな図表が充実しています。
たとえば、テーマ1だと、
地球儀の緯度、経度。赤道、本初子午線。
テーマ2だと、面積の大きな国、
人口の多い国、米の輸出量、
気候区分ごとの特徴(雨温図)などです。
一応、入試によく出そうな問題も、
少し載っています。
また、各テーマの最後の
まとめコーナーのような部分は、
要点がよくまとまっていると思います。

したがって、使い方としては、

・学校で地理を習っていて、
 余裕がある人が、学校と並行して、
 赤シートで隠しながら通読する。

・マンガレベルの問題を
 解けるようになった
 レベル、偏差値の受験生が、
 問題を解いていてわからなった時に、
 調べ物用に使う。

・各テーマのまとめコーナーを
 赤シートで隠しながら取り組み、
 わからなかった所は、
 本文に戻って調べる。

・他科目も余裕があり、
 地理を補強したい人が、
 赤シートで隠しながら通読する。

といったことになると思います。

 

おすすめ度


持っておくと何かと便利。

 

目次

1.地球儀と世界地図
2.世界の様子・気候
3.国家・宗教・くらし
4.東アジア
5.東南アジア
6.南アジア・西アジア
7.ヨーロッパ州
8.アフリカ州
9.オセアニア州
10.南アメリカ州
11.北アメリカ州
12.日本の特徴
13.日本の人口
14.日本の交通
15.日本の産業
16.日本の貿易
17.日本のエネルギーと環境問題
18.九州地方
19.中国・四国地方
20.近畿地方
21.中部地方
22.関東地方
23.東北地方
24.北海道地方
25.地形図の読み取り
26.グラフ・表の読み取り

 

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【レベル】中1、中2、中3数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)の使い方

 

中1数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)
中2数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)
中3数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)

 

 

 

レベルは?

数学の教科書をおおむね理解し
教科書ワークをおおむね解け
入試の準備をしたい人。

 

内容、特徴、使い方は?

最初に言っておくと、
本書はわかりやすそうですが
一番わかりやすく
基本から書かれているのは
文部科学省の検定を通った
教科書です。
意外にも、
わかりやすさを求めるなら、
教科書を読み、
教科書ガイドを用意して
教科書の問題を解くほうがいいです。

本書は、実は、
教科書レベルをクリアして、
受験の準備をしたい人に
向いています。

ただ、本書も、教科書レベルから
問題が載っています。
問題の解き方の
コツのようなものは、
教科書より本書のほうが
優れているでしょう。
説明も、授業の実況中継風で
わかりやすいと思います。

そして、単元の後半には
教科書レベルを超える内容が
載っています。
たとえば、中3だと、
2次関数と1次関数の
融合問題で、
三角形、四角形が出てきたり、
文字を使うような問題は、
入試でよく出ますが
本書には載っています。

例題に対し、おおむね
数値が違うくらいの
似たような解き方をする
類題が載っています。
この「例題」→「類題」という流れが
「教科書」→「入試」の
壁を超えるのに、とても有効です。

 

目次

中1

1.正の数・負の数
 素数・素因数分解
 正の数・負の数
 正の数・負の数の加法と減法
 正の数・負の数の乗法と除法
 正の数・負の数の四則計算
 正の数・負の数の利用

2.文字と式
 文字を使った式
 1次式の加法と減法
 1次式と数の乗法と除法
 文字式を用いて数量を表す
 関係を表す式

3.方程式
 方程式の解き方1
 方程式の解き方2
 方程式の利用1
 方程式の利用2
 方程式の利用3
 比例式の利用

4.比例と反比例
 関数と比例
 比例の式
 座標
 比例のグラフ
 反比例の式
 反比例のグラフ
 比例と反比例の利用

5.平面図形
 図形の移動
 作図
 円とおうぎ形の計量

6.空間図形
 いろいろな立体
 空間における位置関係
 立体のつくりと表し方
 立体の体積と表面積

7.データの整理と確率
 データの整理
 確率

 

中2

1.式の計算
 単項式と多項式、同類項
 多項式の加法と減法
 多項式の乗法と除法
 いろいろな計算
 式の値
 等式の変形とその利用
 文字を使った説明

2.連立方程式
 連立方程式の解き方
 いろいろな連立方程式
 連立方程式の利用1
 連立方程式の利用2
 連立方程式の利用3
 連立方程式の利用4

3.1次関数
 1次関数とは
 1次関数のグラフ
 1次関数の式を求める
 方程式とグラフ
 1次関数のグラフと図形
 1次関数の利用

4.平行と合同
 平行線と角
 多角形と角
 三角形の合同
 証明

5.三角形と四角形
 二等辺三角形と正三角形
 直角三角形の合同
 平行四辺形の性質
 平行四辺形になるための条件
 特別な平行四辺形
 平行線と面積

6.データの活用
 データの比較
 場合の数
 確率

 

中3

1.式の計算
 多項式の計算
 乗法公式を用いた式の展開
 いろいろな式の展開
 因数分解
 いろいろな因数分解
 式の計算の利用

2.平方根
 平方根
 平方根の乗法と除法
 平方根の加法と減法
 いろいろな平方根の計算

3.2次方程式
 2次方程式の解き方1
 2次方程式の解き方2
 2次方程式の解き方3
 いろいろな2次方程式
 2次方程式の利用1
 2次方程式の利用2

4.関数y=ax2
 関数y=ax2の式とグラフ
 変域と変化の割合
 放物線と直線
 放物線と図形
 文字の利用
 いろいろな関数

5.相似な図形
 相似な図形とその性質
 三角形の相似条件
 三角形の相似の証明
 相似の利用
 平行線と線分比
 中点連結定理・角の二等分線
 相似な図形の面積比・体積比

6.円
 円と角1
 円と角2
 円の性質の利用

7.三平方の定理
 三平方の定理とは?
 三平方の定理の利用1
 三平方の定理の利用2
 三平方の定理の利用3
 三平方の定理の空間図形への利用

8.データの活用

 近似値と有効数字
 標本調査

 

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【レベル】高校入試中学数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)の使い方【偏差値】

 

高校入試中学数学が面白いほど分かる本(KADOKAWA)の使い方

 

 

レベル、偏差値、難易度は?

中学校の数学の教科書を
おおむね理解し、
教科書本文の問題を
おおむね解け、
教科書→入試の壁を超えたい人。

学校の定期テストでは
点を取れるが、
模試では点を取れない人。

全員参加の模試
(日本人の平均が偏差値50)で
偏差値50
 ↓
公立トップレベル校の少し下、
偏差値65。

 

内容、特徴、使い方は?

表紙には、紛らわしく
「定期テスト対策」とありますが、
まえがきの最初に
「受験勉強のための参考書です」
と書いてあり、
実際の内容も、受験対策です。
まえがきにも、
「中学校の定期テストでは
 そこそこ得点できるのに、
 入試問題はほとんど解けない」
生徒について述べられています。

本文中の説明は、
授業の実況中継風で
わかりやすいと思います。
そして、例題に対し、
同じような解き方をする、
数値が違うくらいの
類題が載っていて、
自分で問題を解くことができます。
この「例題」→「類題」という流れが
「教科書」→「入試」の壁を
超えるのに、とても有効です。

公立高校入試には、
都道府県ごとに、
ある程度傾向があることがあります。
自分の都道府県でよくでる問題で、
正解率が高そうなのに、
自分ができない分野から
始めるといいでしょう。
本の最初から順番にこなす
必要はないと思います。

特に、関数や図形の応用問題は、
各都道府県でよく出題され、
教科書では対応できないので、
本書が有効だと思います。

 

目次

1.分配・過不足・集金に関する文章題
2.図形に関する文章題
3.速さに関する文章題
4.整数に関する文章題
5.食塩水に関する文章題
6.原価・定価・利益に関する文章題
7.増減に関する文章題
8.動点に関する文章題
9.方程式の解と係数
10.いろいろな式の展開
11.いろいろな因数分解
12.平方根の性質を用いた問題
13.式の値
14.1次関数の式
15.1次関数の変域・傾きや切片の範囲
16.変化の割合・変域
17.座標平面上にある図形の面積
18.放物線と直線・三角形
19.1次関数の文章題
20.1次関数における文字の利用
21.2次関数における文字の利用
22.関数と動点
23.定規とコンパスを用いた作図
24.平行線と角・多角形
25.三角形の合同の証明
26.三角形の相似の証明
27.平行線の面積
28.相似を利用して長さ・線分比を求める
29.円と角
30.円と相似
31.三角形の内接円・外接円
32.折り返し問題
33.三角形の面積比
34.特別角
35.三平方の定理を利用して方程式を立てる
36.空間図形における三平方の定理の利用
37.立体の切断
38.回転体の体積と表面積
39.ヒストグラム・箱ひげ図・標本調査
40.場合の数
41.確率

 

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【使い方】高校受験入試によくでる数学標準編(ニュートンプレス)【レベル・偏差値・難易度】

 

高校受験入試によくでる数学標準編(ニュートンプレス)

 

 

レベルは?

 高校入試数学によく出るような問題が、教科書レベルから、教科書を超え普通の公立高校入試で出題されるレベルあたりまで、載っています。

 

偏差値はどのくらいに達する?

 普通の都道府県立入試を課す高校の中では、低く見ても、トップレベルの少し下、偏差値65(日本人の平均が偏差値50の模試)くらいには達すると思います。あとは、各都道府県特有の出題もあるでしょうから、過去問などで補うといいでしょう。

 

使い方は?

 まず、ページの上に例題が載っており、その下に「類題トレーニング」として、例題とほぼ同じ解き方をするような問題が載っています。この「例題」→「類題」というのが、「教科書」→「入試」の壁を越えるのに、とても有効だと考えます。
 このレベルで「例題」→「類題」をできるのは、市販ではおそらく本書一択で、塾教材にも無いでしょう。
 本書より、少しレベルが上がると、『絶対に公立トップ校に行きたい人のための 高校入試数学の最強ワザ120』(かんき出版。その名の通り、公立トップ向け。やや解説がマニアック。)や『塾で教える高校入試 数学 塾技100』(文英堂。私立やや上位向け。)が「例題」→「類題」で学習できます。

 

 

 また、公立トップ高を狙わないのであれば、『全国高校入試問題正解分野別過去問』(旺文社。代数、図形の2分冊。)は、高校入試で出題された問題を、分野別に再編成しており、トップ校のやや下あたりまでの網羅度を高めるのに良いと思います。ただし、解説があまり良くありません。

 

 

良くない点は?

 少し古い本です。ただ、高校入試というものは、そこまで変わっていないので、あまり問題は生じませんが、不等式など、現在、中学の課程に含まれない分野も載っています。そのあたりは注意しましょう。
 また、解説があまり親切ではありません。教科書をほぼ完璧にしないと、理解は難しいでしょう。そもそも、入試対策の前に、教科書を理解し、本文の問題を全問解けるようにするのは、大前提です。

 

目次

1~7 整数
8 分数
9~13 正負の数
14~16 比例式、連比、比例配分
17~19 比例、反比例
20、21 文字式
22~24 単項式の乗除
25~27 多項式の加減、式の値、分配法則
28~30 多項式の乗法
31~33 因数分解
34 多項式の乗法の応用
35~42 平方根
43~51 1次方程式
52、53 不等号
54~62 1次不等式(課程外)
63~76 連立方程式
77~89 2次方程式
90 点の座標
91~103 1次関数
104~115 2次関数
116~119 角
120~122 三角形の合同
123~125 平行四辺形
126~134 相似
135~137 平行線と比、角の二等分線、重心
138、139 中点連結定理
140~147 三平方の定理
148~164 円
165、166 三角形の面積比
167 等積変形
168、169 折り重ねた図形
170~172 立体の体積
173 立体の高さ
174、175 展開図
176~179 図形の回転
180~183 最短距離
184~188 立体の切断
189、190 作図
191~197 確率
198 記数法
199~201 統計

 

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【レベル】中学国語読解 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)【難易度・偏差値】

 

【レベル】中学国語読解 全問ヒントつきでニガテでも解ける(学研)【難易度・偏差値】

 

 

レベル、難易度、使用偏差値は?

模擬試験で国語読解の点数を
取れない中学生。
全員参加の模試
(日本人の平均が偏差値50の模試)
で偏差値55以下なら
この本を使う
価値があると思います。
低学年ならなおさらです。
(定期テストで
手っ取り早く点を取るには、
教科書をよく読んで、
教科書ガイドで
漢字、語句の意味などを
理解しつつ、
教科書ワークを
解けるようにするほうが
いいです。)

 

内容、特徴は?

問題文が短いのが、
国語読解が苦手な人のために
いいと思います。
問題文は、
1ページの上半分の
長さしかありません。
ページの下半分には、
問題が載っています。

説明文10題と物語文10題が
交互50問に収録され、
最後は随筆文10題です。

説明文、物語文を通して、
まずは、主に指示語、接続語、
対比(説明文)、段落構成(説明文)
などの国語読解の基本を
マスターできるようになっています。
次に、物語文では、
登場人物の心情、人物像、
人物の様子、場面の情景、
行動の理由など、
より入試でよく問われる
実戦的な内容が問題になってきます。
最後に、説明文、随筆文で、
説明の順序(並べ替え)、筆者の意見、
筆者の主張といった、
より入試でよく問われる
実戦的な内容が問題になってきます。

ひたすら問題を解けるようにすれば、
自然と、入試本番で必要な
国語読解力がマスター
できるようになっています。

 

注意!国語読解力とは?

国語読解の点数を決めるのは
以下のような要素だと思います。

1.日本語の単語力
2.文章の論旨の追い方
3.日本語を読み慣れているか
4.文章の話題になじみがあるか

1の日本語の単語力は、
本書では養うことができません。
熟語の意味まで載っている漢字集や、
国語読解に出やすい語句集を
勉強する必要があります。
本書に出てきて
意味がわからない言葉も
辞書で調べて、メモしましょう。

 

 

本書は2の
文章の論旨の追い方をマスターし、
入試で点数を取れるように
するための教材です。
たとえるならば、
スポーツ選手がフォームを
固めるようなものです。
(漢字、語句は筋トレ。)

そして、本書の問題文を音読すれば、
3の日本語の文章を読み慣れることに
つながりますし、
60題収録されているので、
4の文章の話題に
なじみがあることが
多くなるでしょう。

 

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【レベル】中学理科が面白いほど分かる本(KADOKAWA)【偏差値・難易度】の使い方

 

【レベル】中学理科が面白いほど分かる本(KADOKAWA)【偏差値・難易度】の使い方

 

 

レベル、難易度、到達偏差値は?

教科書~公立入試基礎。
問題数が足りていないので、
模試である程度から
偏差値を上げるためには
もっと網羅性の高い
問題集をこなす必要があります。

 

内容、特徴は?

問題集というよりは解説書です。
本文は全266ページです。
生物、地学、化学、物理
全部載っています。

教科書よりは、
定期テストや入試でよく使うことが
図や表などで
よくまとまっていると思います。

たとえば、中1で習う光のレンズは
光源、レンズ、スクリーンの
位置関係が難しいですが、
入試で問われそうなところまで
すべての場合について
丁寧に図示されており、
わかりやすいと思います。
(自分で作図するのが
 一番理解が深まりますが。)

生物では、
胆汁は肝臓で作られ、脂肪に働く
などの図表が、
やはりよくまとまっています。

また、説明文は
重要語句が赤色になっており、
赤シートで隠しながら読めば
(やや透けるかもしれませんが)
語句問題集としても使えます。

網羅度は全く足りませんが、
少しだけ問題も載っています。

まとめノートと解説書の
中間あたりのものがほしい、
という人には、
おすすめできると思います。

 

目次

1.観察器具の使い方、花のつくり
2.植物の分類
3.動物の分類
4.根・茎・葉のつくりとはたらき
5.光合成と呼吸、蒸散
6.消化と吸収
7.呼吸・血液の循環・排出
8.感覚器官と神経
9.細胞のつくりと細胞分裂
10.生殖・遺伝・進化
11.食物連鎖
12.火山
13.地震
14.地層
15.気象
16.飽和水蒸気量
17.雲のでき方
18.前線・気圧配置
19.日周運動。年周運動
20.太陽系・月や金星の見え方
21.いろいろな物質
22.水溶液とその性質
23.気体とその性質
24.状態変化
25.原子と分子、化学式、化学反応式
26.化合と分解
27.酸化と還元
28.化学変化と熱エネルギー
29.化学変化と質量
30.イオン
31.電気分解、化学電池
32.酸とアルカリ、中和
33.光の進み方、凸レンズ
34.音の性質と力のはたらき
35.電流とそのはたらき
36.オームの法則
37.電流と磁界
38.電流とそのエネルギー
39.水圧と浮力、力の合成・分解
40.物体の運動
41.仕事とエネルギー

 

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【レベル・難易度・偏差値】塾で教える高校入試塾技80理科(文英堂)の使い方

 

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レベル、難易度は?

『塾技』は、左ページに、
教科書に載っていないが、
上位公立高校(私立も)に
合格
するために必要なことが、
よくまとまっています。

一方で、
教科書に載っているような基本は、
教科書のほうが、
詳しくてわかりやすかったりします。

上位公立高校を狙うレベルに
達していない人は、まずは、
教科書と学校のワークに取り組みましょう。

右ページの問題は、
やはり上位公立高校(私立)向けです。

 

使い方

左ページに、
教科書に載っていないが、
上位公立高校(私立も)が
解けるような問題に必要なことが、
よくまとまっています。

まず、最初の方のページの
「光」の分野の、
「鏡に写した物が見える範囲」
「前身を鏡で見るための鏡の長さと位置」
「2枚の鏡の垂直合わせ」
といったところから、
難しめの入試問題を解くために必要な
「技」がよくまとまっています。

左ページを見ながら、
右ページの問題を解く。
次に、使っていた問題集で、
解説を読んでもよくわからなかった
問題を解く。
といった使い方で、
都道府県立上位高校で
合格点を取れるようになるでしょう。

ただし、
『塾技』の右ページの問題だけでは、
入試に出る問題を網羅することはできません。

『全国高校入試問題正解分野別過去問理科』は、
全国の高校入試で出題された問題が
分野別に再編成されており、
入試に出る問題を網羅しやすいです。
ただし、解説は良くないので、
注意しましょう。

 

偏差値はどのくらいまで伸びる?

先述のように、
教科書を理解し、
教科書ワークを全問解けるようにした上で、
『塾技』をすべてマスターし、
『全国高校入試問題正解分野別過去問理科』で
入試に出そうな問題を網羅すれば、
全員参加の模試(日本人の平均が偏差値50)で、
偏差値70は十分に超えることができます。

すべての教材について、
できていない問題にチェックをつけ、
できるまでひたすらくり返すのがコツです。

 

塾に行かなくても合格できる?

ここまで述べたように、
教科書には、
もうひとつ詳しく載っていないが、
上位校合格者は解ける問題の「技」について、
ほぼ網羅されています。
塾に行かないことによる、
理科の情報不足の面を、
『塾技』は適切に補ってくれます。
塾に行かなくても合格できます。

 

おすすめ度

上位公立高校志望者 
受験に必要なことが
よくまとまっています。

その他の人 ◯
入試に出ることが
よくまとまっているので
持っておくと役に立つでしょう。

 

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