中長距離走:坂ダッシュの効果、距離、本数、休憩時間は?純スピードとスピード持久力を養成

 

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中長距離走:坂ダッシュの効果、距離、本数、休憩時間は?純スピードとスピード持久力を養成

 

乃木坂46、櫻坂46、日向坂46を
おすすめしようというのでは
ありません(笑)。

 

坂ダッシュのやり方がわからない人へ

坂ダッシュは、
いかにも効果がありそうだが、
どうすればいいのか
悩んでいませんか?

実は、坂ダッシュには、
普通の人が思っているよりも、
最新の運動生理学が
秘められていています。

本記事を読めば、
坂ダッシュにより得られる効果、
世界トップレベルの選手も
実践している
坂ダッシュのメニュー
などを知ることができます。

 

中長距離走の坂ダッシュの効果

 

純スピードの養成

平地のスプリントより、
登り坂スプリントの方が、
負荷の高いトレーニングができます。
つまり、ある意味で、
スプリントトレーニングとしての
効果が高いです

まず、眠っている速筋を動員しやすいです。

また、脚の筋肉を強くすることにより
パワーを向上させることができます。

短い距離のレースに出るが、
スピード練が足りていない、
という場合にも、即効性があり、
おススメです。

 

肉離れなどの故障をしにくい

平地のスプリントより、
登り坂スプリントの方が、
スピードが出ません。
つまり、練習中の故障を
起こしにくいということです。

 

スピード持久力の養成

スプリントよりも、やや遅く、
長く坂を登ると、
効果的にスピード持久力を
養成することができます。
スピード持久力については
下記に書いてあります。

スピード持久力

簡単に言うと、
人は、筋肉が100%
働いているわけではありません。
筋肉の動員を増やすことにより、
1本1本の筋繊維の負担が
減りますから、
スピード持久力が増す、
ということのようです。

現在、マラソンでも、
世界のトップレベルでは、
スピード持久力を養成するために、
坂ダッシュを重視するケースが
あるようです。
トップ選手が最後の最後の
スパート勝負にもつれた場合を除き
(トップ選手でもほとんどないですよね)
マラソンとダッシュは、
直感的には、ほとんど関係なさそうです。
しかし、生理学的に考えると
関係があるのですね。
800m、1500mなど、
いかにもスピード持久力が
重要そうな種目なら、なおさらですね。

 

フォームの改善

登り坂をリラックスしつつ速く走ると、
自然と効率の良いフォームが身に付きます。

 

中長距離走の坂ダッシュの距離、本数、休憩

Hill Sprintsはレストを2~3分とって、
最初は6秒×6。
徐々に増やして10秒×10。

Sprintの本数を減らして、
後ろに15~25秒ほどを入れると、
Sprintで動員した速筋の持久力を
養成できます。

鍛錬期、移行期には2週間に1回ほど。
試合期には、維持のために
月1回ほど行いましょう。

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はじめに

坂ダッシュはランニングの
トレーニング方法の一つで、
効果的に行うことで
足の速さや体力が向上します。
この記事では、初心者向けに
坂ダッシュの効果と
効果的なやり方について
詳しく解説します。

坂ダッシュの効果

・坂ダッシュの効果には、
足が速くなる効果、
体力が向上する効果があります。
具体的な効果について
詳しく解説しましょう。

・足が速くなる
坂ダッシュは
スピードを重視した
トレーニング方法です。
坂をダッシュすることで、
足の筋力が強化され、
スピード向上につながります。
例えば、坂ダッシュを続けることで、
フラットな地面での
スプリントも速くなる効果があります。

・体力が向上する
坂ダッシュは全身を使った
強度な運動です。
坂を駆け上がることで
心肺機能が向上し、
持久力やパワーがアップします。
これによって、
長時間の高パフォーマンスが
可能となります。

坂ダッシュの効果的なやり方

・坂ダッシュを効果的に行うためには、
正しいフォームや
トレーニングのポイントを
押さえることが重要です。
初心者でも取り組みやすい
効果的なやり方を解説します。

・基本フォームを身につける
坂ダッシュでは、
上半身を丸めずに胸を張り、
正しいフォームを維持することが重要です。
これによって効果的な推進力が生まれ、
スピード向上につながります。

・5~10本を目安に走る
初めは無理をせず、
5本から10本程度の
走行を目安にしましょう。
徐々に慣れていくことで
筋力が強化されていきます。

・目的に応じて距離を変える
距離も自分の目的や
レベルに合わせて
変えることが重要です。
短い距離でスピードを重視した
トレーニングを行いたい場合もあれば、
より長い距離でスピード持久力を
鍛えたい場合もあります。
自分の目標に合わせて
距離を調整しましょう。

 

坂ダッシュの注意点と効果をアップさせる方法

坂ダッシュを行う際には
注意点もあります。
また、効果をさらにアップさせる方法も
ありますので、解説します。

・坂ダッシュの注意点
傾斜角が高すぎない坂を走る
初心者は急な傾斜の坂ではなく、
緩やかな傾斜の坂道を
選ぶことが安全です。

・ダッシュするのは上り坂だけにする
下り坂でのダッシュは
負荷が大きくなり
怪我のリスクが高まるため
初心者は避けましょう。
体ができた人は
下り坂を走ると
平地では実現しないスピードが
実現して刺激が入る
といったトレーニング効果も
狙うことができます。

・トレーニングの前中後に水分補給をする
坂ダッシュは激しい運動なので、
水分補給を忘れずに行いましょう。

・人や車の通りが少ない坂を走る
安全な環境で坂ダッシュを行うために
人や車の通りが少ない場所を
選びましょう。

・準備体操とダッシュ後のストレッチは必ず行う
怪我を予防するために、
しっかりと準備体操とストレッチを
行いましょう。

・慣れてきたら距離を長くしたり角度の高い坂に挑戦する
自分の能力に合わせて
徐々に難易度を上げることで
効果を高めることができます。

・セット間のインターバルを短くする
短い休憩時間を取ることで、
より高強度なトレーニングが
可能となります。

・筋トレをする
坂ダッシュに加えて
筋力を鍛えるトレーニングも
行うことで、
より効果的なトレーニングになります。

 

坂ダッシュの効果とメリット

坂ダッシュの効果と
メリットについて詳しく解説します。

・短時間・高強度で高効率なトレーニング
坂ダッシュは短時間かつ
高強度なトレーニングです。
坂道の勾配や
ダッシュのスピードによって、
筋肉や心肺機能への負荷が増えます。
そのため、短い時間で
効果的にトレーニングを
行うことができます。
例えば、30分程度の
坂ダッシュトレーニングは、
長時間のジョギングと比較しても
同等以上の効果が期待できます。

・全身の筋力強化でスピード向上&上りに強くなる
坂ダッシュは
全身の筋肉を使うトレーニングです。
これによって、スピード向上や
上り坂でのパワーが向上します。
さらに、坂ダッシュは推進力を
生み出すためのフォームや
テクニックを学ぶ機会でもあり、
ランニング全般のフォーム修正にも
役立ちます。

・心肺機能の強化で長時間の高パフォーマンス
坂ダッシュは激しい運動であり、
心肺機能の向上に大きく寄与します。
坂道をダッシュすることで、
酸素摂取能力や
心臓のポンプ能力が向上し、
長時間の高パフォーマンスが
可能となります。
これによって、マラソンなどの
長距離種目においても
持久力を維持しやすくなります。

・ダイナミックな動きでフォーム修正
坂ダッシュは
ダイナミックな動きを
要するトレーニングです。
坂道の勾配に対応するために、
推進力や姿勢の調整が必要となります。
そのため、坂ダッシュを行うことで
ランニング全体のフォームが改善されます。
姿勢の矯正や効果的な推進力の発生により、
効率的なランニングフォームを
身に付けることができます。

・精神面の強化でレースで有利になる
坂ダッシュは高強度のトレーニングであり、
その挑戦に取り組むことで
精神面も強化されます。
粘り強さや集中力、
困難に立ち向かう意志を
養うことができます。
これによって、
レースや競技においても
精神的な強さを発揮し、
競技力を高めることができます。

以上のように、
坂ダッシュは短時間かつ
高強度なトレーニングであり、
全身の筋力強化や心肺機能の向上、
フォーム修正、精神面の強化など
様々な効果とメリットがあります。
これらの効果を知ることで、
坂ダッシュへのモチベーションを高め、
効果的なトレーニングを行ってください。

 

坂ダッシュを始める前に知っておきたいポイント

坂ダッシュを始める前には
いくつかのポイントを
知っておくことが重要です。
以下では、準備体操やストレッチの重要性、
坂道の選び方と注意点、
メンタルの保ち方について
詳しく解説します。

・準備体操とストレッチの重要性
坂ダッシュを行う前には、
適切な準備体操とストレッチを
行うことが大切です。
準備体操は体をほぐし、
関節の可動域を広げるために行います。
ストレッチは筋肉の柔軟性を高め、
怪我のリスクを軽減します。
特に下半身の筋肉を
重点的にストレッチすることで、
坂ダッシュによる負荷に
対応しやすくなります。

・メンタルの保ち方
坂ダッシュは高強度のトレーニングであり、
メンタル面でも挑戦が必要です。
以下のポイントに注意しながら
取り組みましょう。

・自分の限界に挑戦する
坂ダッシュは身体的な限界を超える
トレーニングです。
自分自身の成長を感じるために、
少しずつ自分の限界に挑戦しましょう。

・ポジティブなマインドセットを持つ
困難な瞬間や疲労が溜まった時に、
自分自身に対して
ポジティブなメンタルを持つことが重要です。
努力を続けることで、
成果が現れることを信じましょう。

以上のポイントを押さえながら、
坂ダッシュに取り組むことで
効果的なトレーニングを
行うことができます。
安全面とメンタル面を
しっかりと意識し、
自身の成長を感じながら
取り組んでください。

 

坂ダッシュの効果を実感する成功事例

実際に坂ダッシュを取り入れた
初心者の体験談や成果報告を紹介します。
これらの成功事例を参考にして、
坂ダッシュの効果を実感してみましょう。

・スピードの向上と競技力の向上
ランニング競技に取り組むAさんは、
坂ダッシュをトレーニングに
取り入れたことで
スピードが向上しました。
特に上り坂でのパワーを
鍛えることで、
フラットなコースでも
より速く走ることが
できるようになったと
報告しています。
坂ダッシュの効果により、
競技力の向上に大きく貢献したと
実感しています。

・持久力の向上と長距離走の克服
初心者ランナーのBさんは、
長距離走に苦手意識を持っていました。
しかし、坂ダッシュを取り入れることで
持久力が向上し、
長距離走を克服することができました。
坂道でのパワーと心肺機能の強化により、
より長い距離を走ることが
できるようになり、
自信を取り戻したと報告しています。

・身体の引き締まりと筋力の増強
坂ダッシュを始めたCさんは、
短期間で身体の引き締まりを
実感しました。
特に下半身の筋肉が鍛えられ、
ヒップや太もも、
ふくらはぎなどが引き締まったと
喜んでいます。
さらに、坂ダッシュによって
全身の筋力が増強され、
日常生活の動作も
スムーズにこなせるようになったと
実感しています。

これらの成功事例は、
坂ダッシュを取り入れることで
さまざまな効果を
実感していることを示しています。
初心者ランナーでも、
効果的なトレーニング方法を選び、
坂ダッシュを取り入れることで
成果を実感することができます。
自身の目標に合わせて
トレーニングを行い、
挑戦することで
自分自身の成長を
感じることができるでしょう。

 

坂ダッシュのまとめと次のステップへ

坂ダッシュの効果や
効果的なやり方をまとめ、
次のステップや
応用トレーニングについて触れます。
坂ダッシュを継続することで
得られる効果を最大限に活かし、
自身の目標に向かって
トレーニングを続けましょう。

坂ダッシュのまとめ

坂ダッシュは短時間かつ
高強度なトレーニングであり、
様々な効果が期待できます。
足の速さや体力の向上、
フォーム修正、
精神面の強化などが挙げられます。
レベルに合わせた
トレーニングの進め方や
ステップアップ方法を選び、
安全性とバランスを重視しながら
取り組むことが重要です。
準備体操やストレッチの実施、
坂道の選び方と注意点、
メンタルの保ち方なども大切な要素です。

 次のステップや応用トレーニング

坂ダッシュを継続することで
さらなる成果を得るために、
次のステップや
応用トレーニングに
取り組むことができます。
坂道の勾配や距離の増加、
スピード向上や持久力向上の
トレーニング方法の応用、
坂ダッシュと他のトレーニングの
組み合わせなど、
自身の目標に合わせて
トレーニングを発展させましょう。
また、トレーニングの
進化や応用とともに、
他のランニングイベントへの参加や
マラソンへの挑戦など、
新たな目標に向けて
トレーニングを進めることも
考えてみましょう。

坂ダッシュは
効果的なトレーニング方法であり、
自身の目標に向かって
成果を実感することができます。
しかし、安全性とバランスを
重視しながら
自身の体力や目標に合わせて
調整することを
忘れずに取り組んでください。
そして、坂ダッシュを
次のステップや
応用トレーニングにつなげて、
自身のトレーニングの幅を
広げましょう。
最後まで頑張り、
自分の成果を最大限に引き出してください。