小学1~3年生の勉強法
☆国語の教科書を音読し、ワークを解く
音読することにより、
脳により高い負荷がかかるので、
より高いトレーニング効果が期待されます。
たとえば、
脳の日本語を司る部分の発達、
より深く理解し、より多く記憶に残る、
などです。
教科書準拠のワークは市販しています。
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☆漢字辞典ドリル(学研)
漢字を書ける。
つまり、より多くの日本語を知っている。
人は、言葉で考え、言葉で理解するので、
言葉を多く知っている人が有利です。
したがって、漢字ドリルも、
漢字、熟語の意味が載っているものが
おススメです。
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☆算数の教科書を読み、問題を解く
学ぼう!算数(数研出版)は、
教科書のように、理解の部分の説明が
しっかり書かれています。
教科書の入手が面倒な人にオススメです。
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☆100マス計算(小学館)
算数、数学、理科の一番の基本は、
計算です。
計算が遅く、不正確なだけで、
算数、数学、理科を嫌いになるでしょう。
計算が速く、正確になれば、
計算に能力を割かなくてすむので、
理解に能力を割けるようになり、
理解力が上がります。
計算の一番の基本は、
一桁レベルの四則演算です。
100マス計算を
速くできるようにしましょう。
中学生までに、
たし算、ひき算、かけ算は1分強、
あまりの出る割り算は3分強で
できるようにしましょう。
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☆算数と国語を同時に伸ばすパズル(小学館)
中学受験で有名な
宮本算数教室のパズルです。
どのようなパズルかは、
上のAmazonのリンクの
上級編をクリックすると、
少し中身を見ることができます。
算数パズルは、
上級編では5×5マスに
1~5までの数字を入れます。
タテの列もヨコの行も
同じ数字を入れることはできません。
数独、ナンプレのようなものですね。
ただし、このパズルでは、
5×5マスが区切られていて、
たして書かれている数字になるよう、
数字を埋めていくことになります。
考える力、試行錯誤する力、
周囲の状況から推論する力などを
身につけることができます。
国語パズルは、
例えば上級編では、
ゆうと、あおい、しゅんた、
まゆ、さとしの5人は
学年(2、3、4、5、6年)も
得意なスポーツ(テニス、野球、
サッカー、水泳、なわとび)も
それぞれ違い、
・5年生の子は水泳が得意だ
・4年生の子はサッカーが苦手だ
などの書かれた条件から、
表を書いて、
誰が何年生で何のスポーツが得意かを
特定させます。
考える力、文章を正確に読み取る力、
論理的に読む力を
身につけることができます。
大学入試までの数学の問題は、
技法を知っていれば解け、
技法を知らなかったら、
ゼロから思いつくのは難しい、
というものが多いと思います。
「思考力」は養成しにくいと思います。
思考力を養成するには、
試行錯誤の末に解ける
このようなパズルがいいと思います。
算数パズルについては、
『賢くなるパズル』(学研)も出ていて、
9×9マスやかけ算わり算にも
取り組むことができます。