【SKE48】『ツムツム』と『どうぶつの森』:ゲームにスキルアップと自己管理力を身につける効果?

 

【SKE48】『ツムツム』と『どうぶつの森』:ゲームにスキルアップと自己管理力を身につける効果?

 

アイドルがゲームに時間を費やす是非

名古屋SKE48のメンバー間で
『ツムツム』『どうぶつの森』
といったゲームが流行っている。

もちろん趣味を持つことは悪くない。
筆者自身、学生時代は
『ドラゴンクエスト』などを
プレイしていた。

だが、社会人になって、
全くやる気が起きなくなった。
おそらく、学生時代は
学校という環境に縛られ
(自分がそう思い込んでいた
 だけなのだが)
自由に冒険できなかったので、
ゲームに自己を
投影していたのではないか。

だから、アイドルは、
自分自身の立身出世を
ゲーム化してしまえばいいわけで、
ツムツムやどうぶつの森に
ハマる時間があったら
自分自身のスキルアップに
費やしたらどうか、
などと、ふと考えた。

 

ゲームでスキルアップの技術を学ぶ

だが、逆の考え方もできると思った。
ゲームによって培った
スキルアップの技法を
アイドルとしてのスキルアップに
応用できる、という面も
あるのではないかと。

たとえば、ドラゴンクエストでは、
次に何をすべきかは、
町の人の話を聴くことによって
知ることが多い。
現実社会でも
人の話を聴くことは重要だ。
また、モンスターを倒して
経験値とお金を得る。
経験値を得てレベルが上がれば、
体力、攻撃力、防御力などが上昇し、
呪文も覚える。
スキルを磨く、
新たに覚えるということだ。
また、お金を貯めて、
より強力な装備を整えなければならない。
モンスターとの戦いも
決断の連続である。
自分のHP、MP、
モンスターの特徴などを考慮して、
物理的に攻撃するのか、
呪文で攻撃するのか、
回復呪文を使うのか、
補助呪文を使うのか
を決定するのである。
まずまずの自己管理力が必要だ。
そして、イベントを進め、
中ボスを何度か倒し、
ラスボスに挑むのである。

このようなスキルアップの枠組みを
まずはゲームによって習得し、
それを現実社会に活かすのも
アリなのではないかと。

アイドルだけではない。
受験生も同様だ。
たとえば、
「数学でチャート式のこの技法を
 習得すれば、この入試問題が解ける」
「この英単語帳を覚えれば
 この大学の英文に対応できる」
といったことと
「この呪文を覚えれば
 この中ボスを倒せる」
といったことは似ているだろう。

先日、この投稿で考えたが
名古屋SKE48のメンバーは、
受験の成功者が出世していることが多い。
それは、受験で培った
スキルアップのノウハウを
アイドルとしての出世に
応用しているのではないか、
というのが私の考えだ。

SKEの場合、第一歩は、
握手会の部数を増やすことが
ミッションになる。
松井珠理奈型、
須田亜香里型、など、
自分のタイプに合った先輩の
マネをすれば、
部数は増えるだろう。
握手会の現場だけではなく、
SNSや劇場での言動、
パフォーマンスも
ファンが握手に行く動機になるだろう。

握手会の部数が
SKE内で16位ほどになれば、
CDシングルで選抜入りだろう。
そうすれば、メディア仕事が増える。
すると、また、異なったスキルが
必要になる。
新たに呪文を覚えたり、
装備を整えたりしなくては
ならないのだ。
具体的には、
テレビ、ラジオ、雑誌などで、
印象に残るコメントを残す
コメント力といったものだろう。
これも、SKE内部では、
松井珠理奈、須田亜香里がいるし、
OGでは、柴田阿弥が
「AbemaTVの顔」と言われるほど、
このあたりで頑張っている。
AKBグループ全体のOGだと、
指原莉乃がトップだろう。
また、AKBグループとは
全く関係のない芸能人から
学んでも良い。
この段階に入ると、
上は、ビートたけし、明石家さんままで
ラスボス級の存在がたくさんいる。

 

一般家庭の教育とゲーム

保護者の方は、
なるべくゲームをやってほしくない
と思っているかもしれない。
だが、スキルアップ力、
自己管理力をつけるという意味では、
ゲームの効果は
なかなかのものだと思う。

子供がゲームに
悪くハマってしまったとき、
中学受験の宮本算数教室で有名な
宮本哲也さんは、著書で
子供をゲームから離すのは
カンタンだと語る。
「まだそんなことも出来ないの、
 早くしなさい」
と言い続ければいいそうだ。
子供が勉強嫌いになるのと
同じように。

☆強育論(ディスカバー)
☆算数と国語を同時に伸ばす方法(小学館)

 

 

2023年5月追記

スキルアップが目的、ゲームは手段

SKEには、ゲームを長時間し、
多額の課金をして、
SNSを更新しないことを
公言しているメンバーがいる。

もちろん、ゲームが、
仕事に繋がる可能性などがあれば、
悪くないだろう。
しかし、そのメンバーは、
ただ、ゲームを長時間しているように
感じられる。

トークのネタとしては、面白いだろう。
一方、彼女のイメージにとっては
マイナスではないだろうか。
アイドル活動を頑張っていないような
印象を与えるように思えるのだ。

その彼女が、最近、2度ほど、
ミュージックビデオでの序列が低い、
ほとんど写っていない、
と不平を言っているのを聞いた。
私は、
「だって、あなた、がんばってないじゃん」
と思った。

やはり、アイドルとして成功したければ、
ゲームは、手段でなければならない。
目的そのものになってしまう
くらいであれば、
その時間やお金は、
アイドルや芸能人としての
スキルアップのために
使われなければ、
そのメンバーの未来は
開けないのではないだろうか。

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