将棋10級~5級への勉強法:強さやレベルは? 3手詰を解き、戦法と手筋をマスター。

 

将棋ゼロから10級への勉強法
将棋10級から5級への勉強法
将棋5級から初段への勉強法

 

将棋10、9,8,7,6,5級への勉強法:強さやレベルは? 3手詰を解き、戦法と手筋をマスター。

 

5級の強さ、レベル

ゼロから10級の流れの内容を
スラスラできるまでくり返す
 ↓
意味はわからなくていいから
プロの棋譜を並べてみる
 ↓
3手詰を解けるようにする
この程度の読みの力は
今後のために必要

 ↓
得意戦法を1つ作る
定跡は大ざっぱでいい
 ↓
基本的な手筋をマスターする
(囲い崩し、必至の基本含む)

 ↓
5級ほどにはなっていると思います

 

5級への棋譜並べ

☆羽生善治全局集 七冠達成まで

トッププロの棋譜を並べて、
感覚を鍛えましょう。
意味は分からなくても大丈夫です。
特に、子供さんの場合は、
このような感覚的なものが
大切だと思います。

第一人者羽生さんが神がかっていた
名人獲得~七冠達成までの
111局が収録されています。

 

5級への3手詰

☆3手詰ハンドブック(毎日コミュニケーションズ、浦野真彦)

 

将棋は相手の王様を詰ませれば勝ちなので
詰将棋に強ければ、
序中盤が少々雑でも勝つことができます。
逆に詰将棋に弱いと、
勝つのは難しいでしょう。

詰将棋は
自分で答の結論を出すまで
答えは見ない、
将棋を考えるトレーニングにしましょう。
その後、前より短時間で解けるように

何度もくり返しましょう。

また、今後、手筋や定跡などを
勉強するときにも、
3手詰を駒を動かさず、
本を見て解けるくらいの
「読み」の力は必要だと思います。

 

5級への得意戦法

定跡の勉強です。
ただ、このサイトの方針は、
「序中盤はやや劣勢ほどでついていき、
 終盤のキレで勝つ」

ですから、まだ、ほどほどにします。
大ざっぱな「カタチ」を
身につけるくらいでいいでしょう。
また、手筋をマスターしたり、
読みの力をつけたりしないと、
定跡の理解は難しいです。
いずれにしろ、

5級ほど同士の対局では、
定跡通りには進みません(笑)
中盤は無理せず、
均衡を保ちつつ
飛車角を成り込んだり、
交換して打ち込んだり、
その他、駒を交換すれば、
終盤できっと勝てるでしょう(笑)。

☆四間飛車上達法(浅川書房、藤井猛)
☆四間飛車を指しこなす本1(河出書房新社、藤井猛)

 

なにか1つ得意戦法を絞りましょう。
四間飛車がいいのではないでしょうか。

相手が居飛車なら、自分が四間飛車。
相手が四間飛車なら、自分が居飛車。
相手がそれ以外の振り飛車なら…??
相振り飛車かな?
まあ、先述のように
5級ほど同士の対局では、
定跡はあまり関係ないので、
大ざっぱな「カタチ」を
身につければいいと思います。

「上達法」は四間飛車の第一人者
藤井先生が対話形式で
四間飛車をとても親切に
解説しています。
-目次ー
1.対抗型とはなにか
 駒組みの基本と隠された仕組み
2.攻めについて
 6七銀型と棒銀
3.一手争いについて
 7八銀型と右銀急戦
4.主導権を握ったら
 持久戦と6六銀型
5.攻めエリアを拡大せよ
 5六銀型と藤井システム

「指しこなす本1」は
次の一手形式です。

問題を全部正解できるまで
くり返しましょう。

トップページで述べたように
出力を重視するのが記憶のコツです。
-目次-
斜め棒銀
6五歩早仕掛け
最短の仕掛け
山田定跡
棒銀
矢倉引き角
終盤の手筋

5級への手筋

☆ひと目の手筋(毎日コミュニケーションズ)

 

1.駒別ひと目の手筋
 歩、香、桂、銀、金、角、飛、玉
2.囲いくずしの手筋
 美濃くずし
 舟囲いくずし
 穴熊くずし
 矢倉くずし
 その他の囲い崩し
3.端攻め
4.受け
 序盤、中盤、終盤、
 詰めろを防ぐ、高等テクニック
5.必死

と、5級まであたりの人が
マスターしておきたい手筋が
適切に載っています。
四間飛車や対四間飛車を使うなら、
美濃くずし、船囲いくずしは
ありがたいですね。
基本的な必至が載っているのも
終盤に磨きをかけるでしょう。

問題形式になっているので、
できなかった問題にチェックをつけ、
全問、ひと目でパッと
できるようになるまで
くり返しましょう。
このサイトでは、
詰将棋は「考える」、
手筋はわからなかったら答を見て
「詰め込む」方針です。

 

・ぴよ将棋(iOS)

・ぴよ将棋(Android)

 

ぴよ将棋に勝てない方へ

このページ通りに勉強すれば
勝てます!

また、ぴよ将棋には、
終局後に棋譜をAIにかけて、
評価値の変化や
どの手が悪手だったか、
どう指せばよかったか、
などの反省をすることができます。
反省をして、二度と
同じ間違いをしないようにすれば
日々強くなれます!

 

kindleunlimitedでは、
大量の将棋の本を
無料で見ることができます。

 

その他5級へのオススメの本

 

将棋・ひと目の詰み(遠山雄亮、マイナビ将棋文庫)

 

『将棋・ひと目の詰み』のレベル

10級~初段

 

『将棋・ひと目の詰み』の内容、特徴

著者は、2022年現在、
棋士会副会長も務める
遠山雄亮六段です。

普通の詰将棋集とは
異なります。
まず、実戦形です。
下記目次のように、
相居飛車や
振り飛車対居飛車の
終盤で現れそうな局面が
問題になっています。

また、詰将棋とは異なり、
攻め方の持ち駒は
余ってもいい、
玉方の持ち駒が
残り全部というわけではない、
ということになっています。

さらに、
普通の詰将棋とは異なり、
捨て駒などの
華麗な技巧は少なく、
俗手で迫る問題が多いです。
したがって、
普通の詰将棋では養えない、
実戦的な終盤力を
養うことができると思います。

最初は1手詰から始まりますが、
徐々に9手詰まで手数が増えます。
したがって、
10~6級あたりの人が、
全問を自力で解こうとすると、
厳しいと思います。
一方で、そのような人でも、
答を見ながら並べ、
2回目以降に
自力でできるようにすると、
実戦的な終盤力を養うことが
できると思います。

第4章の実戦の詰みは
遠山六段の実戦譜からの
問題で、まあ、
やらなくてもいいかな
と思います。

 

『将棋・ひと目の詰み』の目次

1.相居飛車編
(63問)
2.振り飛車対居飛車編
(63問)
3.居飛車対振り飛車編
(63問)
4.実戦の詰み
(11問)

 

手筋の力初級編 好手で乗り切る200問(マイナビ将棋文庫)

 

『手筋の力初級編 好手で乗り切る200問』のレベル

10級~6級程度

 

『手筋の力初級編 好手で乗り切る200問』特徴、使い方

かつて『週刊将棋』という
将棋の週刊新聞がありました。
『週刊将棋』には
「段・級位認定次の一手」
というコーナーがありました。
本書は、その初歩クラスの問題から
200問を精選し、収録しています。

出題形式は3択です。
正解率が高い問題から始まり、
徐々に正解率が低くなります。

次の一手という
問題形式であるのも
プラスです。
同じ手筋集でも、
人間は、ただ解説を読むより
問題を解く、出力するほうが
脳が「よく使う情報」と判断し、
マスターしやすいようです。
また、実戦は、実際に、
局面から自分で考えて、
指さなくてはなりません。

まずはじっくり考えて
結論を出し、
答えを見て、
合っていればOK。
間違えていたら、
チェックをつけて、
次の日、また次の日と、
その問題が当たり前になるまで
くり返しましょう。
そうすれば、実戦で、
似たような局面が現れた時、
最善の対応をできるようになり、
どんどん棋力が上がるでしょう。

 

将棋・ひと目の歩の手筋(遠山雄亮、マイナビ将棋文庫)

 

『将棋・ひと目の歩の手筋』のレベル

10級~3級

 

『将棋・ひと目の歩の手筋』の特徴、使い方

著者は、2022年現在、
棋士会副会長も務める
遠山雄亮六段です。

歩の手筋が180問
収録されています。
ほとんどの問題は、
1手示すだけですが、
たまに3手以上示す
問題もあります。

第一問は、
相手の桂香を取りに行く
▲2二歩(打ち)から始まります。

後半では、
はっきり得になるわけではない、
やや高等戦術も出題されています。

一言ヒントが添えられており、
考えるきっかけになるでしょう。

また、「手筋の効果」として、
駒得
成る
受け
駒の活用
開戦
守りを崩す
と示されています。

遠山六段は、まえがきで
「級位者が覚えるべき
 手筋のかなりの部分を
 カバーできたはず」
と書いています。

次の一手という
問題形式であるのも
プラスです。
同じ手筋集でも、
人間は、ただ解説を読むより
問題を解く、出力するほうが
脳が「よく使う情報」と判断し、
マスターしやすいようです。
また、実戦は、実際に、
局面から自分で考えて、
指さなくてはなりません。

まずはじっくり考えて
結論を出し、
答えを見て、
合っていればOK。
間違えていたら、
チェックをつけて、
次の日、また次の日と、
その問題が当たり前になるまで
くり返しましょう。
そうすれば、実戦で、
似たような局面が現れた時、
最善の対応をできるようになり、
どんどん棋力が上がるでしょう。

 

『将棋・ひと目の歩の手筋』の目次

1.歩の必修手筋
(30問)
2.棒銀における歩の手筋
(30問)
3.三間飛車における歩の手筋
(60問)
4.相振り飛車における歩の手筋
(60問)

 

「次の一手」で覚える 将棋序中盤の手筋436(マイナビ将棋文庫)

 

 

レベル、難易度は?

10級~初段

 

内容、特徴、使い方は?

本書には、
無印とレベルアップ編があります。

また『終盤の手筋436』もあります。

かつて『週刊将棋』という
将棋の週刊新聞がありました。

『週刊将棋』には
「段・級位認定次の一手」
というコーナーがありました。

無印には、その
初歩クラス(186問)、
上級位クラス(140問)、
初段クラス(110問)
の問題が収録されています。
『レベルアップ編』、
『終盤の手筋』もほぼ同様です。

題名の通り、局面は序中盤です。

次の一手という
問題形式であるのも
プラスです。
同じ手筋集でも、
人間は、ただ解説を読むより
問題を解く、出力するほうが
脳が「よく使う情報」と判断し、
マスターしやすいようです。
また、実戦は、実際に、
局面から自分で考えて、
指さなくてはなりません。

自分のレベルに合った
クラスの問題を、
まずはじっくり考えて
結論を出し、
答えを見て、
合っていればOK。
間違えていたら、
チェックをつけて、
次の日、また次の日と、
その問題が当たり前になるまで
くり返しましょう。
そうすれば、実戦で、
似たような局面が現れた時、
最善の対応をできるようになり、
どんどん棋力が上がるでしょう。

ただ、将棋は序中盤だけで
勝てるものではないので、
たとえば、初歩クラスを
マスターしたら、
次は『終盤の手筋』や他書で
終盤の勉強をしてから、
上級位クラスに進む、
といった取り組みが
いいかと思います。

 

次の一手で覚える駒落ち定跡セレクション404(所司和晴、マイナビ将棋文庫)

 

『次の一手で覚える駒落ち定跡セレクション404』のレベル

10級~初段

 

『次の一手で覚える駒落ち定跡セレクション404』の特徴、使い方

著者は、渡辺明名人などの
師匠で有名な、所司和晴七段です。

駒落ちの定跡が、
次の一手形式で
収録されています。

八枚落ちから始まるのは、
初級者向けと言えます。
一方で、後半は、
飛香落ち、飛車落ち
などが載っており、
道場などでアマチュアどうし
指す機会がある人は
いいかもしれませんが、
そうでない場合、
やや価値が低めかもしれません。

難易度が
★(易)~★★★★(難)で
示されます。
後半は、難易度が高めの問題が
増えます。

次の一手の問題が始まる前に、
各章で、そこまでの定跡が
示されます。

次の一手という
問題形式であるのも
プラスです。
人間は、ただ解説を読むより
問題を解く、出力するほうが
脳が「よく使う情報」と判断し、
マスターしやすいようです。
また、実戦は、実際に、
局面から自分で考えて、
指さなくてはなりません。

まずはじっくり考えて
結論を出し、
答えを見て、
合っていればOK。
間違えていたら、
チェックをつけて、
次の日、また次の日と、
その問題が当たり前になるまで
くり返しましょう。
そうすれば、実戦で、
似たような局面が現れた時、
最善の対応をできるようになり、
どんどん棋力が上がるでしょう。

八枚落ち~四枚落ちあたりは、
初級者は指す機会が少なくても、
十分、平手に役立つと思います。

初段あたりの人は
プロに二枚落ちで
指導対局で教わるために
本書で勉強するといいでしょう。

本書を完璧にマスターし、
なお、駒落ちを深めたい人は、
やはり所司和晴七段の
『駒落ち定跡』で勉強すると
いいでしょう。

 

『次の一手で覚える駒落ち定跡セレクション404』の目次

1.八枚落ち
2.六枚落ち9筋攻め
3.六枚落ち1筋攻め
4.四枚落ち 棒銀VS5二玉型
5.四枚落ち
  棒銀VS4三玉型、3二玉型
6.二枚落ち
  二歩突っ切りVS6四金型
7.二枚落ち
  二歩突っ切りVS6四銀型、3二玉型
8.二枚落ち 銀多伝VS7六金型
9.二枚落ち 銀多伝VS6四金型
10.二枚落ち
  銀多伝VS6三金型、6四銀型
11.二枚落ち
  5五歩止め5三銀型
12.二枚落ち
  5五歩止め5三金型
13.飛香落ち 腰掛銀VS3五歩型
14.飛香落ち 腰掛銀VS8五歩型
15.飛香落ち 2三銀型
16.飛車落ち 腰掛銀VS3三桂型
17.飛車落ち
  腰掛銀VS3三桂、6四銀型
18.飛車落ち
  腰掛銀VS3三桂以外の形

 

 

上達のコツ

アマ三~四段を手っ取り早く
目指す考え方について

将棋ゼロから10級への勉強法

の一番下に書いてあります。

 

将棋の勉強の重要性:棋力向上と日常生活のために

将棋5級から初段への勉強法

の一番下に書いてあります。

 

将棋ゼロから10級への勉強法
将棋10級から5級への勉強法
将棋5級から初段への勉強法

 

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