【SKE48】『抱きしめちゃいけない』と大矢真那:大矢真那のパフォーマンスの輝きとSKE魂

 

【SKE48】『抱きしめちゃいけない』と大矢真那:大矢真那のパフォーマンスの輝きとSKE魂

 

NHKBS『AKB48SHOW!』
2019年2月3日放送分で、
AKB48チーム8が
『抱きしめちゃいけない』を披露した。

『抱きしめちゃいけない』は、
2011年の総選挙のアンダーガールズ曲だ。
MVはカメラ1台でのノーカット撮影。
各所に散りばめられた
メンバーの細かいパフォーマンス。
センター梅田彩佳の緩急自在のダンス。
などなど、当時は表題曲
『フライングゲット』よりも
評価が高いくらいだったと思う。

今のチーム8が粒ぞろいで、
おそらく秋葉原AKB48は
チーム8にかなり助けられているのだろう、
というのはわかる。
ただ、筆者にとって、
『抱きしめちゃいけない』とは
MVの大矢真那の輝きのことなのである。

1番のサビの「冗談言って」では、
大矢真那は膝を開く変な振りをするのだが、
全力でやりきっている。
その後のパンチもキレがある。
2番のサビの「忘れないよ」では、
満面の笑みで手でバッテンを作ってから、
手を開いて、次のシーンへ送り出している。
最後のサビの「冗談言って」でも、
膝を開く変な振りを全力でやりきって、
パンチもキレがあって、その後、
喜びを表すかのように
クルッと回るんですよ。

大矢真那はSKE48チームSを体現していて、
かつアイドルなのだな、と思った。

余談だが、
『抱きしめちゃいけない』のMVは

3~4人の組に分かれていて、
この年34~36位だった佐藤すみれ、
大場美奈、須田亜香里は同じ組だった。
この3人は、大矢真那の卒業コンサートで
『抱きしめちゃいけない』を披露した時、
「同じ組だったアピール」
をしていたように見えた。

そう、大矢真那の卒業コンサートでは、
総選挙のアンダーガールズメドレーの
コーナーがあった。
大矢真那は出馬してランクインした選挙は
すべてアンダーガールズにランクイン。
ランクインすること7度。
アンダーガールズの申し子と呼ばれた。
初ランクインのMVは、
『抱きしめちゃいけない』の前年、
2010年の『涙のシーソーゲーム』だった。
この年24位だった大矢真那は
アンダーガールズの序列3位だった。

大矢真那は卒業間際に、
『涙のシーソーゲーム』のMVについて
不平を漏らしていた。
序列3位のはずなのに、
メンバーが1人欠けた関係で
ポジションが移動し、
MVでは1番では目立たない、
という旨だった。
しかし、筆者は、
1番では目立たない大矢真那が
2番になってスルスルと
センターに出て来てこそ、
より大矢真那を印象づける
MVになったのではないか、
と思っていた。
この2番になってスルスルと
センターに出てくる大矢真那が
なんとも言えぬ雰囲気を
醸し出していて、美しい。
仮に大矢真那が1番から
まずまず目立つポジションにいたら、
この2番での感動は得られただろうか、
と思うのである。

さて、大矢真那は、
2016年のSKEのソロコンでは
うたのおねえさんに扮し、
『グーチョキパーでなにつくろう』
『さんぽ』『だんご3兄弟』を披露し、
最後に1曲だけ48グループの
『ヘビーローテーション』を披露した。
2010年の総選挙選抜の曲である。

子供受けしそうな48グループの代表曲を、
ということだったかもしれないが、
自分はあと3人でこの曲の
歌唱メンバーだったのだ、
という思いはなかっただろうか?

 

余談その2。
この日のAKB48SHOW!では、
SKE48チームEが
23rdシングル『いきなりパンチライン』の
チームE曲『君はラムネ』を披露した。
浅井裕華が素晴らしかった(笑)。
以上。

 

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