【塾に行かない】中学受験に合格する算数の勉強法・問題集:偏差値別

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【塾に行かない】中学受験に合格する算数の勉強法・問題集:偏差値別、図形問題

 

学校のテスト、日常編

首都圏模試偏差値50を目指す人

首都圏模試偏差値50を越えた人

 

塾に行かない算数の勉強の流れ

6年生までの教科書を理解し
教科書準拠ワークを全問解けるようにする
 ↓
マンガや参考書で
首都圏模試偏差値50レベルの解法を
インプット
 ↓
『首都圏模試受験生の2人に1人が解ける基本問題』(学研)
を全問解けるようにする

 ↓
首都圏模試偏差値50を超える
 ↓
『中学入試塾技100算数』(文英堂)を
できない問題にチェックをつけつつ
全問解けるようにする
 ↓
志望校や似たレベルの中学の
過去問を解いて弱点を把握する
(志望校の過去問はなるべく早く
 そしてときどき
 目を通したほうがいいと思います)

 

学校のテスト、日常編

 

☆学校の教科書
☆教科書ぴったりテスト

 

算数の教材で「基本の理解」の部分が
一番しっかり書いてあるのは
学校の検定教科書だと思います。
たとえば
・かけ算は「1あたり」×「いくつ分」

・わり算はどういう場面で使うのか
・分数のかけ算はなぜ
 分母どうし分子どうしかけるのか
・分数のわり算はなぜ
 逆数をかけるのか
・割合を含む計算の理解
などです。
これら「基本の理解」が書いてある部分は
何度も読んで、きちんと理解しましょう。
中学入試の解き方の定着度も
良くなるでしょうし、
高校あたりで理数ができなくなる人は、
多くの場合、理解せずに、
機械的に問題の解き方を
覚えてきたようです。
たとえば、高校化学の計算問題が
わからなかった保護者の方々は、
おそらく、小学校の教科書レベルの
わり算の「理解」が
できていないと思います。

まずは受験対策うんぬんの前に
教科書の説明と問題の解き方を
完璧に理解しましょう。
6年生までの教科書をそろえ
どんどん先取りするといいでしょう。

学校で使っている教科書会社の
準拠のワークは市販されています。

「学ぼう!算数」(数研出版)は
教科書のような構成です。
1年生用~6年生用まであります。

教科書の入手が難しい人は
こちらでもいいでしょう。

むしろ塾のテキストには
教科書のような説明が書いていないので
塾に行かないことが
プラスになります。

 

☆徹底反復百ます計算(小学館)

 

算数、数学、理科の一番の基本は、
計算です。
計算が遅く、不正確なだけで、
算数、数学、理科を嫌いになるでしょう。
計算が速く、正確になれば、
計算に能力を割かなくてすむので、
理解に能力を割けるようになり、
理解力が上がります。

計算の一番の基本は、
一桁レベルの四則演算です。
100マス計算を
速くできるようにしましょう。
たし算、ひき算、かけ算は1分強、
あまりの出る割り算は3分強で
できるようにしましょう。

 

☆算数と国語を同時に伸ばすパズル(小学館)

 

 

中学受験で有名な
宮本算数教室のパズルです。
算数パズルと国語パズルが載っています。

算数パズルでは、
考える力、試行錯誤する力、
周囲の状況から推論する力などを
身につけることができます。

大学入試までの数学の問題は、
技法を知っていれば解け、
技法を知らなかったら、
ゼロから思いつくのは難しい、
というものが多いと思います。
「思考力」は養成しにくいと思います。
思考力を養成するには、
試行錯誤の末に解ける
このようなパズルがいいと思います。

 

塾に行かない算数:首都圏模試偏差値50へ

 

偏差値50は、
そのテストの平均点の偏差値です。

したがって、
首都圏模試の偏差値50と
日能研の偏差値50と
四谷大塚の偏差値50と
SAPIXの偏差値50は、
異なるので注意しましょう。

首都圏模試偏差値50は、
首都圏模試を受けた人の中で
平均点を取ったときの偏差値です。

 

☆中学入試まんが攻略BON!(学研)
 図形、つるかめ算、仕事算

 

マンガは偉大です。
わかりやすいし、
ビジュアルで理解を助けてくれます。
塾に行かなくても
検定教科書には載っていないが、
中学入試によく出る
基本的なところを
わかりやすく理解できます。

つるかめ算、仕事算以外の
○○算もたくさん載っています。

 

☆受験算数の裏技テクニック(文英堂)
 入門編、無印、図形編、続

 

 

中学入試算数によく出る技法を
かみ砕いたわかりやすい説明と図解で
解説しています。
それでいて「続」まで進むと
立体の切断の問題にかなりのページを
割いています。
塾に行かなくても
中学入試算数に必要な技法を
インプットできます。

 

☆小学総合的研究わかる算数(旺文社)

中学受験用の
似たような分厚い本は何種類かあります。
その中で、基本的な本だと思います。
主に中盤以降に、
検定教科書には載っていないが、
中学入試にでる問題の類型の基本形が
ほぼ網羅されています。
例題とその下の類題が対応しているので、
例題を理解し、類題を解けるようにしましょう。

検定教科書と重なっている部分は、
検定教科書のほうが
根本から説明されているので、
教科書をしっかり理解しましょう。

 

☆首都圏模試受験生の2人に1人が解ける基本問題(学研)
 算数

題名の通り、
首都圏模試の正答率が50%前後の問題が
載っています。
塾に行かなくても

現在、自分が解くべき問題がわかります。
首都圏模試の平均点が
首都圏模試偏差値50ですから、

首都圏模試偏差値50前後を目指す人には
まさに、適切な教材でしょう。
正答率50%の問題を半分解ければ、

だいたい平均点ですね(わかります?)

しかも、すべての問題に
正答率が載っているので、
問題の難易度の見極めもできます。
ただし、小5模試も含まれるとのことですし、
小6模試も、本番までに正答率が
伸びるかもしれないので、
そのあたりは気をつけましょう。

まずはこの問題集を
全問解けるようにすることです。

 

塾に行かない算数:首都圏模試偏差値50から

 

☆中学入試塾技100算数(文英堂)

左ページに詳しい解説があり、
右ページに例題とチャレンジ問題が
あります。

カラーで見やすい紙面です。
左ページで解法をインプットし、
右ページの問題を解けるようにしましょう。
この本の問題を解けるようにすれば、
塾に行かなくても
まあ、中学入試の基本解法は
だいたい身についた、
ということになるでしょう。

たとえば、開成中あたりでも、
この本の解法の「組み合わせ」と
あとは、現場で規則性を考える問題などで
ほぼ合格点だと思います。

この本を完璧にして、
志望校の過去問に取り組んでみましょう。

 

☆受験算数の裏技テクニック(文英堂)
 入門編、無印、図形編、続

 

 

首都圏模試偏差値50まで、に続き、
ここでも紹介しています。
上記の「塾技」は優秀だと思いますが
解説が簡素で、やや、
わかりにくいかもしれません。

中学入試算数によく出る技法を
かみ砕いたわかりやすい説明と図解で
解説しています。
それでいて「続」まで進むと
立体の切断の問題にかなりのページを
割いています。
中学入試算数に必要な技法を
インプットしましょう。

 

☆中学入試でる順(旺文社)
 計算、図形、文章題

 

中学入試の標準問題集です。
このサイトで対象にしている
東大にそれなりに受かる中学なら
このレベルに抜けがある合格者が
多いと思います。
できなかった問題にチェックをつけ
できるまでくり返しましょう。

入試は満点を取らなくても合格できるので
難問は捨てて、標準問題の網羅度で
勝負するのが受験に勝つコツです。

塾に行かなくても
十分に問題数を確保できます。

上記の『塾技』『裏技テクニック』で
マスターした解法が身についているかの
チェックにもなります。

 

☆ステップアップ演習(東京出版)
☆プラスワン問題集(東京出版)
☆月刊中学への数学(東京出版)

 

入試によく出る解法のインプットと
定着を図った後は、
使いこなせるようにしましょう。

月刊中学への数学は、
お子さんが数学マニアでない限り
「レベルアップ演習」「日日の演習」の
A、Bランク問題まででいいと思います。

仮に初見で解けなくても、
一部の難問を除き、チェックをつけ
解けるまでくり返しましょう。

 

☆特進クラスの算数 難関校・超難関校対策問題集(文英堂)

御三家クラスの問題集ですが、
難関校、超難関校、
新傾向、頻出、差が出る、難問の
レベル分けがされているので、
必要な問題にだけ取り組めば
良い補強ができると思います。
解答は文英堂らしく、
まずまず親切です。

 

各学校により、出題にクセがあるので
志望校の過去問をくり返し解くことは
当然大切です。

 

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